源頼朝観光推進協議会議員連盟 研修会。佐奈田零社視察。。。。
令和4年(2022)11月5日
早朝に鎌倉を出て、小田原の早川へ向かいました。はじめはどんよりしていた天気でしたが、次第に晴れて気持ちの良い一日になり、視察日和となりました。幸運でした。
『源頼朝観光推進協議会議員連盟』の研修会として、石橋山の佐奈田零社訪問がまずは第一の目的地です。実は4年前からの計画でしたが、台風やコロナの影響で4年ぶりに実施ることができました。やっとです。
今日のこの企画のすげては、地元議員で連盟の副会長をして頂いている小田原市議会議員の鈴木敦子さん。
(参加された議員は、伊豆の国市、三島市、湯河原町、箱根町、小田原市そして私鎌倉市)
地元議員のおかげ様で、佐奈田零社の副住職から沢山の貴重なお話をお聞きし、さらに護摩を焚いて頂いて、連盟議員へお札も頂き、源頼朝と佐奈田与一のご縁で導かれたことに改めて感謝し、歴史の勉強を深くさせて頂く時間となりました。
源頼朝は、与一の墓を鎌倉から10回もお詣りしており、その度に墓を抱くようにして泣いたそうです。敵でありながら、亡くした勇士を讃え、またその亡くした辛さをそれ程までに表すことができる相手であった、という気持ちに寄り添いたくなるようなお話でした。
今は、みかん畑に囲まれた零社ですが、その畑の傾斜から相模湾の大海原を見下ろす丘陵地を歩き、まさにそのみかんの木々の下は古戦場であると思うと不思議な思いでした。
佐奈田零社を後にして、今度は現代の取組を視察です。
古民家を再利用したパン屋さんや小田原市根府川支所として使われていた築70年の建物をリノベーションしてワーケーションハウスに変え、再利用している取組を見学しました。ここまでリノベができるなんて羨ましいです。とても素敵に生まれ変わり、言ってみれば北欧風です。会員登録すれば、宿泊もできるという利便があります。
鎌倉とは土地や建物の考え方が違い、古民家など空き家の取組も成功する率が高いことがわかりました。