黄色い幸せの羽根。 社会を明るくする運動。

令和4年(2022)8月19日

  『黄色い幸セの羽根』のバッチ

   

講演者:特定非営利活動法人川崎ダルク支援会理事長の岡崎重人氏

『黄色い幸せの羽根』が象徴する『社会を明るく刷る運動 講演と音楽のつどい』が鎌倉市地区大会として、本日午後1時半から鎌倉生涯学習センターで、コロナの影響のために3年ぶりに開催されました。

この運動は、政府における安全・安心なまちづくりの取り組みの一つとして位置づけられており、「犯罪や非行を防止し、立ち直りをささえる地域の力」というスローガンの下、鎌倉市だけではなく全国的に展開されており、今年で72回を迎えられます。そもそもは、戦後の混乱の時代に東京の銀座商店街から生まれた運動から始まったということで、その歴史と重みを感じます。

鎌倉地区の保護司会をはじめ関係者の皆様には、日頃の更生保護活動を通じて安全・安心なまちづくりに尽力されていることに敬意を表し、感謝申し上げながら、檀上での開催にあたり鎌倉市議会議長としてのご挨拶を続けました。

 

厚生を目指すか方々に限らず、私達が社会で生活するためには、地域での居場所と周囲のサポートが必要です。そうしたサポートがあるからこそ、私は地域の中で生活できるということを、今のこの時代にあって改めて認識する時期にきていると感じています。

また、更生を目指す方々にとりましても、こうしたサポートにより、再び犯罪に手を染めてしまわないよう防止につながると考えられ、重ねて、そういう意味においても、立ち直りには地域全体の支えが何より大切だと考えており、鎌倉市h議会も今日集まりの皆様とご一緒に安全・安心だまちづくりに今後とも努力してまいりたい、とご挨拶と結びました。

  

講演は、特定非営利活動法人川崎ダルク支援会理事長の岡崎重人氏による「依存症について」という演題で、依存症になる切っ掛けなど、ご自身の体験をもとにおこなわれました。

講演の後は、音楽のつどいでした。ダルクのメンバー10人による「琉球太鼓」の演奏は、物哀しくもあり力強くも感じた太鼓と踊りでした。練習をしっかりされ、その曲を選んだことにより伝えたいメッセージがわかり、その演奏姿によりダルクという活動の必要性や大切さを強く感じました。