第12回 多世代交流in坂の下 開催
令和7年(2025)10月18日
『第12回多世代交流in坂の下』が開催されました。
雨や風を心配した当日でしたが、全く問題なく、雲はありますが、穏やかで海での事業には丁度よい天気に恵まれました。
私はこの事業の発起人の一人ですので、毎回実行委員会のメンバーとなり打ち合わせ会議に出席して、会の流れや準備を決めてきました。
湘南漁協鎌倉営業所の皆さんに支えて頂き、みれいふる鎌倉と子ども達、その間に保護者達と三世代、としてきた事業を、今回からは多世代に名称をあらためました。
実行委委員長はみらいふるの担当部長さん、そして副委員長には、組合長にお願いしています。
参加申し込みも定員に達したので、数日前に締め切りました。
午前10時から12時までの2時間、内容は、」地引網、子ども向けのゲーム、魚の勉強会、そして今回は、『大平山丸山白泉会による鎌倉の海岸の海藻標本展示コーナー』も加わりました。
参加者は子どもと大人を合わせて300人に。
網は、8時半頃に沖合になげられました。そして10時半頃地引網が始まりました。
子ども達も大人達もワクワクしている様子で、ロープを引く姿は、見守る私も、毎回ワクワクします。
しかし、いつものように鳥たちが網を追いかけて飛ぶ数が少なく不安になりました。
結果、やはり鳥たちは正直です。昨年のようにアジやカマスが大量にとれたのと比べると、アジもカマスもなく、多くのイカとウルメイワシ、そしてアイゴが殆どでした。
アイゴは扱うのが難しい魚なので、配るのは断念。
イカとウルメイワシを、漁師の前田桃子さんと配りました。長い行列になりましたので、一人一回、イカ一杯か、ウルメイワシ3尾、とどちらかを。
一尾だけ入っていたクロダイは、欲しい人達を集めてジャンケンし、一人に絞りました。小学生くらいの男の子でした。
なんとか、行列した人とスタッフには、全て配ることができてホッとしました。
何よりも、楽しそうにしている姿が最高なのですが、今回は、特に『多世代・・・』という事業であることから、みらいふるの皆さんももっと子ども達を触れ合うことをコンセプトの第一に入れました。
ケガもなく終了して、実行委員会としては成功です。
漁師の皆さんには、この事業を開催するにあたり、本当にいつも下支えして頂き、お世話になり、感謝しかありません。


