6月定例会 一般質問 4項目オーバーツーリズム対策。。。。。
令和7年(2025)6月12日
鎌倉市議会6月定例会が始まりました。
市議として6期目を迎え、これまで5期20年間にわたり、市政の様々な課題について色々要望したり、提案させて頂きましたが、まだまだのこっている課題も多く、それらの課題について引き続き取り組んでまいる所存です。
そこで、今回の一般質問は、過去の質問内容と重なる部分もありますが、市に対応をお願いしている取り組みの進捗状況や今後の方針などについて確認しながら、本日2番目に質問に立ちました。
大項目を
1.鎌倉のオーバーツーリズム対策について
2.公園の整備について
3.地域交通について
4.老人福祉センターについて
を1時間20分かけてのやり取りとなりました。
どの項目も初めてのものは、殆どありません。
1.については、狭い市域のさらに狭い部分に集中するインバウンドを含む観光客が溢れる毎日に、風紀の乱れと危機感を感じます。
白タクと緑ナンバーのタクシーの長時間にわたるところ構わずの路上駐車。公衆トイレの汚れの酷さに対する対策としてトイレの有料化の推進。宿泊施設はホテルではなく、民泊がどんどん増えているように感じるが、観光税として宿泊税の徴収を。 商店街で排出される食べ歩きのゴミの処理を商店や商店街で責任を持って貰う対策など。観光バスの一日の鎌倉入りする登録申請制度にすることも要望しています。そうすれば、鎌倉に一日何台のバスが入るのが妥当な数で、どれくらいの人が鎌倉入りすることが妥当かの目安ができ、対策が様々獲れると思うのです。
2.については、まず、由比ヶ浜のバスケットコートが砂地でぬかるみが酷く整備して欲しい、と要望しています。このことに対して、今進めていることを確認しました。予算等を考えながらではありますが、できるだけ早く整備ができるように改めて要望しました。
さらにもう一点は、浄明寺5丁目広場の赤土についてです。赤土の性質から水を含むとぬかるみが酷く、乾くと細かい粒子となり、それが隣接する保育園の園児の中には、吸い込むとアレルギー症状を起こすことに繋がってしっています。また、滑川の向こう側あるいは後ろの山手側でもほこりが舞い上がり、困っている、という声を頂い手居ることに対して、土の入れ替えを要望しました。 結果、来年度に予算を取得し、土の入れ替えをすることを確認しました。
3.については、二階堂・浄明寺のオンデマンドモビリティ―の実験から年数も経ち、現在その代わりではありませんが、同じ地域を社会福祉法人きしろ事業会の社会貢献事業として、送迎時間外を利用して、送迎車を走らせて下さっています。しかし、ガソリン代だけで無料で走っていることには、いつまでもあるべき姿ではありません。 しっかりと、公共交通計画にこうした交通が不便な地域を位置付けて、事情が其々違う各地域の実情に合わせた取り組みがされるようにしてほしい、と要望しました。
4.については、市内に5か所ある老人福祉センターのうち4か所のセンターの活用が非常に低い事を指摘し、以前から要望しているその名称から多世代が利用しやすいものに変えて、地域のコミュニテイーセンターとしての体質をもつ、多世代の居場所にすることを改めめて強く求めました。近年では、すでに多世代が集える場所として、メニューを増やしてもらっていますが、名称も変えることが、あと一歩です。
提案しても提案しても、なかなか進む感じがしないものが多いので、もっと研究、もっと調査をしてもらいたい、とだいぶ下がっての要望をすることになってしまいました。
特に1。ついては、沢山の鎌倉市内の現状を説明して、担当部局が理解できるようにしたつもりです!!!!!