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2006~2011年の活動報告
  
まだ学校でいじめが…
● 半世紀もたった鎌倉漁港の建設●
2012年度9月議会からのご報告
 
 暑い夏が9月に入っても続きました。9月5日に始まった鎌倉市議会定例会も毎日酷暑の中。さらにこの夏をひときわ息苦しくしたのが、大津市の中学生自殺に端を発したいじめ問題。「子ども達のために」をテーマにする私にとっては大事件でした。
 いじめは周期的に大きなニュースになります。’80年代、’90年代、’00年代それぞれの半ば。そして今回です。私は2006年12月議会で、いじめについて集中的な質問をしています。あれから6年、また同じような事態は誠に残念で、今現在いじめを受けている子ども達を思えば、大人として、親として、議員として、腹立たしくも恥ずかしい気持ちで一杯です。
  
 
学校は社会の縮図、いじめの存在を前提に
 
【鎌倉市でもいじめ認知数は増えている】

 前回私がいじめ問題を取り上げた時、鎌倉の小中学校のいじめ件数は35件(2005年)、今回が55件(2010年)。増えていますが、関心が高まった結果顕在化したとも言えます。
 例えば昨年の文科省調査では、生徒1,000人当たり最多の熊本県が32.9件、最少の佐賀県が0.6件と55倍もの差。ちなみに神奈川県では4.8件で全国平均5.0件に近く、17番目です。
 子どもの自殺が大きく報じられると、件数も増えますが、時間が経って意識が薄れると、また事件が起きるという繰り返しでした。
 
【鎌倉市や県、国が次々に対策を出している】
 県教委は1学期のうちにいじめを把握し、2,3学期に解消する対応を強化。91.7%の改善率を96%にすることを目標として、スクールソーシャルワーカーや児童相談所など外部とも連携しています。
 鎌倉市では独自にスクールソーシャルワーカー1人を市役所横の教育センター相談室に配置し、学校だけでは解決が難しい問題に対して相談を受け、各機関とも連携を図っています。
 国は「現場任せ」にせず、国が主導する姿勢で、「いじめ問題アドバイザー」などの組織をつくり、いじめる子の「出席停止」なども行おうとしています。
 
【いじめは現場で起きている、私の提案】
 国、県、市、様々な施策やシステムづくりが図られるのは、いじめが問題化すると毎度のこと。しかし、いじめは現場で起きています。高い所から考えるのではなく、現場への具体的なサポートこそ必要です。
 2006年に私が提案した、子ども達に夢と希望を持たせるために、大人達が語りかける事業は「ようこそ先達事業」として実施が始まりましたが、まだまだ少なく、もっと充実を図るべきです。
 いじめを表に出すために、学級会や生徒会での子ども達自身での日頃の取り組み、いじめのロールプレイ。いじめる子にどう対応するか、教師の研修やロールプレイ。先生だけで発見できないのなら、地域の目をもっと学校に入れる、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーの増員など、様々に提案しています。
 
【子ども達に、教育に、もっとお金をかけるべきです】
 しかし一番大切なのは先生です。その先生を支えることです。横浜市ではいじめや不登校に専門に取り組む「児童支援専任教諭」の配置を進め、配置された小学校でのいじめ認知数は未配置校の2.5倍になりました。
 現場にお金をかけましょう。先頃発表されたOECD(経済協力開発機構)加盟国34カ国の中で、日本の教育支出は、GDP(国内総生産)の3.6%。3年連続最下位。最も高いデンマーク7.5%の半分以下です。
 学校も社会の縮図である限り、いじめはゼロにはできませんが、限りなく少なくできるはず。その方策もほとんど出そろっています。後は、心とお金をどれだけ注ぎ込むか、なのです。
 
 
海を守り、食を守り、働く人を守る鎌倉漁港
 
【60年来の懸案、鎌倉漁港建設】

 南に海が広がる鎌倉は古くから漁業が営まれ、私たちは海の恩恵を受けてきました。漁港建設は1953年の請願が採択されて以来、60年に及ぶ懸案です。2009年、第3次鎌倉漁港対策協議会が設置され、2011年には、可及的速やかに建設に着手と答申を受けています。答申を受けて市民によるワークショップも開催され、この秋には報告書がまとまる予定です。建設に向けて順調に進んでいるように見える鎌倉漁港ですが、東日本大震災の発生で新たな問題も起きています。
 
【漁獲量が一番多い鎌倉地域】
 2010年度の統計によれば、鎌倉地域の漁獲量は年間165トン。漁港を持つ近隣の腰越地域が133トン、小坪地域の157トンより多いのです。またワカメやシラスは学校給食にも利用されています。漁業後継者も着実に育ち、地産・地消の面からも漁港の建設が急がれます。しかし昨年の大震災の発生で、その復興対策が国の急務となっているため、新規の鎌倉漁港の建設がいつ認められるか不透明であり、補助金も限度額が引き下げられています。
 
【緊急支援の災害対策が必要】
 2009年10月の台風は漁船や浜小屋、漁具などに甚大な被害をもたらしました。どなたも実感されている所ですが、最近は自然が荒くなり、毎年のように台風、高潮の被害が続いています。漁港建設は順調に進んでもなお多くの時間を要します。このため海と漁業を守るために、船揚げ場等の漁船の保管施設や、資材置き場となっている浜小屋の安全対策等、恒久的な災害対策を講じることを要望しています。
 
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