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2006~2011年の活動報告
  
初心にかえり子育て環境を
● 学童保育と学校図書館について●
2012年度6月議会からのご報告
 6月定例会は13〜28日に開催。議員生活も7年を超え、様々な問題の解決に向けて多くの勉強をさせていただき、今日に至っております。
 私が初めて議員になった時に生まれた知人の赤ちゃんが、今年小学校1年生になりました。その成長は目覚ましく、私も負けていられません。子ども達の課題はその成長の早さゆえに待ったなしです。
 議員生活2期目の最後の年に当たり、そもそも議員になったテーマ「子ども達が育つ環境の整備」について、初心にかえり、いまだ解決できていないことに関して、道をつくりつつ新たな問題提起をしながら、一般質問をさせていただきました。
 
学童保育は重要な教育施設
 学童保育は女性の社会進出に伴い需要が高まり、学校外における児童の受け皿となっています。児童福祉法による放課後児童健全育成事業として法制化、子育て支援事業の一つに位置づけられています。
 市立小人口8,823人に対して、11.5%の1,014人が登録されて、この5年間で約1.5倍に増え、10年後には1,500人が利用する見込み。鎌倉市では公設公営と定め1小学校区に1施設を整備。定員を超える施設もありますが、本年度中には一応の体制が整います。
【1年のうち最も長い時間をここで過ごす】
 学童は単なる子どもの預かり場所ではありません。利用者が1年のうち最も長い時間を過ごすのがここ。子どもの安全、安心の生活を保障する役割があり、教育施設として大切な役割を担っています。
 学童の指導者は保護者であり、教育者であり、社会との窓口です。指導員の質の充実こそが必要。場合によっては家族の方が家庭で子どもを迎える以上の気遣いを要求されています。救命講習、子どもとの関わり方の研修、障害児童についての研修なども行われていますが、まだまだ不十分。子どもの大切な成長期を指導する意味でも、指導員の資質向上は急務です。
【鎌倉市としての学童保育のビジョンを】
 消費税引き上げとともに、子ども・子育て新システムの導入が決まります。その中で学童保育をどのように運営するか、市町村が条例で定めることになり、また一括交付金ですから、予算も市が決めることになります。
 充実した学童保育ができるかどうか、それは市としての明確なビジョンを打ち出せるか次第。次代を担う子ども達を育てる施設として、明確なビジョンを策定し公開してガイドラインをつくるべきです。
 運営についても公設公営のあり方だけではなく、自治会や社会貢献に努める老人クラブや各種NPOとも連携。地域交流や世代間交流を図り、社会に向けた子育ての施設として運営を進めるべきです。
 
 
学校図書館の整備充実を望む
 H22年度文科省の「学校図書館の現状に関する調査」は、各市の学校図書館標準蔵書数の達成状況を掲載。県内では、逗子市のように小中学校とも100%達成の市もありますが、鎌倉市の小学校は31.3%、中学校が22.2%。標準が達成されている小学校は6校、中学校が2校に過ぎません。県下19市中、小学校14番目、中学校13番目という低いレベルです。
 文科省の全国学力・学習状況調査では、整備が進み司書などをおいている学校の正答率が高い傾向が見られます。何よりも文化都市、世界遺産候補都市である鎌倉が、文化のもととも言える学校図書館の整備が遅れているのは、非常に残念です。
【司書教諭と学校図書館専門員の増員を】
 市では12学級以上ある小中学校すべてに司書教諭を配置。しかし、担任学級や教科を持った上での司書教諭。図書館業務の専任ではありません。図書館の重要性を考えれば、誠に手薄です。それを補うのが、司書免許を持つ「学校図書館専門員」ですが、現在小学校は全校配置ですが中学校には配置されていません。ぜひ、全校配置に努力したいと思います。
 国は図書標準の達成を目指して、5年間で約1,000億円の交付税を用意していますが、鎌倉市は不交付団体のためその恩恵にあずかれません。ますます整備の格差が出てしまうことは明らかで、鎌倉市ならではの工夫が求められます。
【市立図書館との連携で内容充実と機能UPを】
 鎌倉市民の文化度は高く、多くの蔵書を持つ方が沢山います。予算を掛けなくとも不足蔵書を補うことは工夫次第。また市立図書館は昨年100周年を迎え他市と比べても誇りうるもの。市立図書館との連携を強めて、学校図書館の機能強化を図るべきです。
 現在でも「学習パック」「読書パック」の学校への貸し出しなどが行われ、活用が図られていますが、さらに「世界遺産パック」を編成して、学習力の向上だけでなく郷土愛の精神を育てていくなど、学校図書館と市立図書館の相互活用を深めるべきです。
 本を読むことは成長するということ、子ども達に他市に負けない読書環境を整えたいと思います。
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