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鎌倉の青少年育成にもっと目を向けよう
 
 台風9号が通過しました。皆さまのお宅では被害はありませんでしたか。被害を受けられた方には、心からお見舞い申し上げます。わが家は翌日の落ち葉掃きが大変だった程度で済みました。鎌倉市全体でも、2年前の台風に比べれば被害は少なかったようです。今回の台風は西側を通過しましたが、東側を通った方が被害が多くなるような印象を受けました。
 9月5日から始まった定例市議会も、途中延会になるなどの影響を受けましたが、一般質問も予定通りに終わりました。
 今回の一般質問で私は、鎌倉の青少年育成についてお尋ねしました。地域コミュニティーの重要性が言われる中、子育て支援、高齢者福祉に重点が置かれ、中間となる青少年には目を向けられない嫌いがあります。
 青少年育成というと、健全育成、非行防止がテーマになり勝ちで、鎌倉の青少年にはその意味では他地域に比べて問題が少ないということもあります。しかし問題がないわけではありません。また、大人が青少年を善導するという感覚から離れて、青少年は鎌倉の宝、鎌倉を支え、受け継ぐ担い手として、地域づくりに青少年の力を借りる、という発想をすべき時ではないでしょうか。
 
地域に携わった経験から
 実は2年前の6月議会、私が議員になっての初めての一般質問で青少年の育成について質問していました。親としての経験、あるいはPTA、青少年指導員、町内会役員としての経験から、青少年育成には地域との繋がりが大切だと考えていたからです。
 石渡市長は「子供の元気な声がする鎌倉」を施策として取り組み、「子ども局」を「子ども部」に昇格させ、「鎌倉きらきらプラン」の策定からも解るように、子育て支援などに大きな成果を上げています。
 しかし、それも小学生までであり、中学生、高校生、あるいは30才位までの青少年については、これから取り組むべき課題となっています。彼らは鎌倉の宝であり、将来の鎌倉の担い手です。
 
鎌倉に何を期待しているだろう
 青少年問題を考える場として「鎌倉青少年問題協議会」がありますが、最近は開催されていません。問題が少ないからですが、非行だけが問題ではなく、障害や引きこもり、いじめ、ニートも問題であり、何よりも鎌倉の市民として、地域の中での居場所、活躍の場所を設ける必要があります。
 青少年会館の利用状況を見ても、中学生から24才までは10%にも満ちません。場所があっても彼らのニーズに合わないのか、あるいは他の世代に取られているのかもしれません。
 まずは、彼らが市内でどのように過ごしているか、過ごしたいか。どのような場所を必要とし、鎌倉に何を望み、どんな町にしたいか。青少年の求めているものを調べるのが第一番で、ぜひその調査を、と要望しました。
 
市役所内の組織改革も必要
 青少年問題を担当する「青少年課」は、現在「生涯学習部」に所属して、他の部局と離れて玉縄行政センターにあります。青少年対策は、生まれたときから青少年期を経て大人になるまで、連続性の中でとらえていく方が効果的です。
 18年度に市長部局に「子ども部」が創設され、子育て支援の充実が図られましたが、青少年期の施策についても、子育て支援からの連続性の中で取り組む体制が必要です。「青少年課」は「子ども部」に所属させ、他との連絡を密にするためにも本庁内にあるべきです。
 現在、二階堂・玉縄の子ども会館は、青少年会館の一部として同居の形になっています。一括して「子ども部」の管轄となれば、利用スペースも広がり、定員オーバーで悩む状況も改善できます。
 
地域の一番弱い輪が青少年
 いま地域コミュニティーの中で一番弱い輪が中・高・大学生世代です。各地域には子ども会、子どもの各種クラブ、町内会、老人会などがありますが、中間となる青少年世代が活躍する場がありません。「少子高齢化」の言葉とともに、その間に埋もれてしまったように青少年のことは抜け落ちています。
 青少年を地域から離れるままにするのではなく、地域につなぎ止めておく施策が必要です。青少年の地域システム、リーダーづくりは、小学校高学年頃から、地域を通じて行われなければなりません。地域と繋がりがあれば、彼らは主体的に地域と係わり、自身の居場所を地域に持ち、仲間や世代を越えた交流を持ち、結果として非行やいじめ、引きこもり、ニートから逃れられます。
 
かまくら青少年プランの策定・実施を
 青少年は鎌倉の宝です。私たちと共に、社会を支えるかけがえのない市民であり、鎌倉を受け継ぐ担い手であり、新しい鎌倉のパイオニアでもあります。
 青少年は大人と同じように個人として尊重されるべき存在です。可能性を秘め、成長する大きな力を持っています。同時に多感で傷つきやすい存在であり、地域社会による特別な配慮も必要です。
 鎌倉に暮らし、学び、働くすべての青少年が、未来に向かって健やかに成長できることを強く願っています。
 「かまくら青少年プラン」の策定・実施に向けて、家庭、地域、学校、事業者、行政が世代や立場を超えて協力しなければなりません。彼らこそ、鎌倉の町づくりの主役です。
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