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成長の過程、一つひとつを大切に
18年度6月定例議会一般質問からのご報告

 
 市議会議員2年目を迎えた6月の定例議会も、教育についての質問に集中しました。  今のような情報化社会は、ゆっくり考える時間が与えられず、気づかない内に大切なことも後回しに仕勝ちです。また結果だけを求めて経過の大切さを忘れてしまいます。人が生きていくことも成長することも、すべて経過、過程の一つひとつの積み重ねといえます。教育行政の諸問題は、子どもが今置かれている環境そのものであり、子どもにとって選択肢はほとんどありません。大人がいろいろ迷っている間にも、子どもはどんどん大きくなります。  鎌倉の子どもが学校で、地域で、家庭で、楽しく元気で暮らせることこそ大切です。それが豊かな発想と活力、心の優しさを持った大人に成長することに繋がります。
 
18年度6月定例議会質問事項
1, 普通学級の介助員、援助員について
 ☆今年度の配置状況と充実度
 ☆スクールアシスタントなどの人的支援
 ☆クールダ  ウンスペース
 ☆特別支援教育の体制確立と予算
2, 不登校児童・生徒への対策について
 ☆不登校に関する相談状況 ☆入学前からの対策
 ☆小学校への相談員の派遣につい  て
3, 団塊世代先生の退職対策について
 ☆今年度退職する教員数
 ☆教師の年齢構成のアンバランス対策
 ☆若い教員をどう  指導するか
4, 子どもの安全・安心について
 ☆不審者の大量情報問題
 ☆児童生徒の登下校時の見守り活動
 ☆子どもの防犯教育の取り組みについて
5, 世界遺産登録について
 ☆子どもたちへの啓発活動
 ☆具体的な取り組み
6, 小学校の英語授業について
 ☆市内小学校の英語活動の内容
 ☆小学校に英語教育を取り入れる狙いと効果について
 
介助員、援助員は半歩前進
 普通学級介助員は「学級支援員」と名称を変更して、通常・特殊の両学級に派遣できるように改正され、11校の通常学級16名と3校の特殊学級に配置、昨年2000時間だったものを3000時間に拡充。普通学級援助員は特殊学級介助員と整理統合し「学級介助員」と名称を変更し、昨年より1名増の12名となり、少しは前進しています。  またこれらは生活介助を目的としていますが、学習面でも支援する「スクールアシスタント」という学校への人的支援制度を持つ他市もあり、鎌倉市での導入を要望しました。
 
不登校児童・生徒の相談施設を充実
 17年度の教育センター相談室の相談数は1023件、うち小中学生が900件で、その中でも不登校に関するものが400件以上もあります。また不登校にさせないための入学前の対策も重要で、未就学児童の相談内容を見ると、入学前に兆候が見られる場合も多いので、何らかの施策が必要です。  これらに対して教育センター相談室、教育支援教室「ひだまり」に加え、今年度から新たな教育支援施設が開かれる予定です。また中学校9校にカウンセラーが配置されていますが、小学校にもカウンセラーもしくは相談員の配置を要望しています。
 
小・中学校の教員は50歳代が50%超
 鎌倉市立の小・中学校教員(合計496人)の年齢構成は、50代50.6%(251人)、40代22%(109人)、30代12.7%(63人)、20代14.7%(73人)です。今後10年で半数の教員が定年退職することを意味し、今すぐ新規に採用しても、年齢構成にアンバランスを生じ、若い教員を指導する先輩教員さえいないという状況になります。しかも少子化のため先生になる人材確保さえ難しくなります。  この4月に開設された東京都杉並区の「教師養成塾、杉並師範館」を視察しましたが、このような教師養成施設が必要で、各市で教員を取り合う中、鎌倉市の立ち後れが心配です。
 
ますます必要な児童の安全対策
 子どもが巻き込まれる痛ましい事件は、後を絶ちません。すでに社会のモラルの域を超え、社会の病理として考えざるを得ません。そんな中で私の公約でもあった警備員の配置が、7月から鎌倉市内の全公立小学校で実現した事は、一つの安心材料です。  昨年12月から市職員、警察や消防が連携を図って制服の威力を見せるパトロールもあり、また、大船中学校の生徒たちが後輩の下校時の見守りをするなど、地域での安全運動も盛んになってきています。  不審者情報の開示も、市のホームページや子ども関連施設への連絡網を通じて伝達されるなど整備されてきました。しかし安全はシステムに頼るだけでなく、市民一人ひとりの目が大切であることは言うを待ちません。
 
子どもたちのための世界遺産登録
 日本人の精神文化に大きな影響を与えた鎌倉幕府。その精神も含めて世界遺産に登録しようとしています。これは古都鎌倉を守ることであり、同時に子どもたちの将来のために、鎌倉の環境と心を伝えるということでもあります。そこで大切なのが、世界遺産登録についての子どもたちに対する啓発活動です。  現在市が計画している子ども向けホームページの開設とともに、総合学習の時間を利用して、鎌倉への興味と関心が持てるような取り組みが望まれます。
 
必要か、小学校の英語教育
 現在すでに鎌倉市の小学校では英語教育が行われていますが、これは語学力を目的としたものではなく、国際理解やコミュニケーション能力を高めることを重視しています。このため成績を評価する「教科」ではなく、総合的学習の時間などで行われています。  いま小学校低学年で問題となっているのは、子ども同士が話し合えない、気持ちを伝えられない、人と人とのコミュニケーションが取れない子が多いとうこと。さらに学力低下がいわれる中で、他の科目の時間数を削っても英語の授業をする必要があるのか、ということです。
 
 最近読んだ本から
 ゲーム脳の怖さに震えました
 岡田尊司著「脳内汚染」文藝春秋刊
 
 著者は医療少年院に勤務する精神科医。最近の若者が起こす理由の解らない犯罪の多くに、ゲームやインターネット、TVが多大な影響を与えているのではないかと、自身の経験や調査データ、医学的見地から説いています。
 
1, 1分に1人ずつ人を殺していくようなゲーム内容の影響。
2, 何時間もゲームやネットをすることで人とふれあう時間が無く、人間として成長しないこと。
3, 薬物依存やアルコール中毒と同じ依存症が生じること。
 
 などが豊富な具体例とともに書かれています。柳田邦男著「壊れる日本人~ケータイ・ネット依存症への告別」新潮社刊もゲーム、ケータイにはまることの怖さを書いた本ですが、お時間のある方は是非読んでいただきたいと思います。テレビやゲームに子守をさせることの怖さがひしひしと伝わります。
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